キエスタ ブログ

2026-01-29 11:55:00

マッサージとリストカット

シュタイナー著『霊学に基づく生理学と治療学』(佐藤俊夫訳/ルネッサンス・アイ刊行)にはマッサージの効用が言及されています。
マッサージの効能.jpg
肉体には隅々まで心魂-霊性が浸透しているのですが、何らかの要因により、心魂-霊性の浸透が阻害されることがあるわけです。
そうすると心身の健康が損なわれ、次いでさまざまな病状が現れます。
肉体の中に心魂-霊性の浸透を呼び戻すために、手や腕、脚や足へのマッサージが有効だということです。
手足にリストカットをする人たちがいます。
リストカットをすると何らかの心身の不調を一時ではあっても回復させることができるのです。
それは、手足の皮膚に鋭利な刺激を与えることで、手足に意識を集中させ、心魂-霊性の浸透を呼び戻すための行為だと言えるでしょう。
そのような人たちは、もしもリストカットをしなければ、いっそう心身の調子を崩してしまいます。
しかしリストカットはさまざまなリスクを伴います。
リストカットの代わりにマッサージで心魂-霊性を回復できれば、それに超したことはありません。
けれどもリストカットという手段に至ったひとたちは、他者とのコミュニケーションを信じていないし、自分自身のことも信頼していない場合が多いので、誰かに触ってもらうとか自分でマッサージするとかを忌避する場合も多いでしょう。
私たちは肌に触れること以外の、つまりマッサージに代わる何らかの触れ合いを考案する必要もあります。
リストカットをせざるを得ない人たちは、もしもそうしなければ、もっと重篤な精神症状を呈してしまうことを、本能的もしくは無意識に察知しているのです。
そこまでしなければ心魂-霊性を肉体に呼び戻すことができないのです。
リストカットによる自傷行為が過剰になって自死に至ってしまうケースが多いから、リストカットを止めなければならない、と一般的には言われています。
けれどもそれは、死に至ることでしか心魂-霊性を回復できないのだ、という現代社会に対する絶望感の為せるワザでしょう。
私たちは今、肉体の生に、心魂-霊性をしっかりと呼び戻さなければ生きていけない時代に突入しているのです。
そのことを100年以上前からあらゆる学問分野で激しく警鐘していたのがシュタイナーです。
昨年4月から続けてきたキエスタon-line水曜塾シュタイナーの医学論勉強会では、シュタイナーの医学論関係の著作を毎月1冊ずつ解読してきました。
シュタイナーの医学論は確かに難解です。
けれどもそれを理解できるようになると、現在の医学では解明できない心魂-霊性の領域を、現代医学的な悟性によっても納得できるようになります。
2月のシュタイナー医学論勉強会は『医療を深めるための瞑想的考察と指導』(佐藤俊夫訳)。
3月は『医師と牧会者の共働』(佐藤俊夫訳)もしくは同原著の高橋巌訳の『宗教治療・教育・人生』の中の「医師と聖職者の協働」です。
来世において、より完成された肉体に受肉し、人類により一層貢献したいと強く希求する人は、是非ともシュタイナーの医学論を今生で可能な限りお読みください。
2026-01-27 10:31:00

zoomセミナーのAIによる要約

最近のzoom録画ではAIによってかなり的確な要約を提供してくれます。(変換ミスの誤字脱字もまったくありません)
以下にどうぞ。
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キエスタ月曜塾シュタイナーのキリスト論セミナー1月
『エーテル界へのキリストの出現』第4回1月26日「ゴルゴダの秘儀と20世紀のキリスト」(セミナー時間60分)
《zoomによる要約=数分で読了》
【ゴルゴダの秘儀の意義】
キリストが人間の死を体験し、地球の霊的領域と一体化した唯一無二の出来事
神が人間の死という運命を共有することで、人類とキリストの間に深い絆が結ばれた
【ミカエルの役割】
古代ヘブライ民族においてエホバの使者として働いた大天使ミカエル
19世紀末から再び人類の指導霊となり、今度はキリストの直接の使者として活動
今後200~300年間、人類に霊的認識を与え続ける
【20世紀のキリストの再臨】
19世紀に唯物論の暗黒がエーテル界で広がり、キリストは「霊的窒息死」を体験
これはゴルゴダの秘儀の繰り返しであり、エーテル界での「二度目の磔刑」
その後の復活により、20世紀から人々がエーテル的キリストを直接体験できるようになった
【実践的呼びかけ】
自分をミカエルの啓示の道具とすること
小さな共同体の中で真理を分かち合い、新しいキリストの啓示を広めること
唯物論に覆われた現代において、霊的認識を深める必要性
洋子氏は、このテーマが現代の宣教や共同体のあり方に示唆を与えると感想を述べています。
【ミカエルの第1の啓示時代とは】
要約した内容によると、ミカエルの第一の啓示時代は古代ヘブライ民族の時代です。
この時期、大天使ミカエルはエホバの使者として働いていました。
その後、19世紀末から再び人類の指導霊となり、今度はキリストの直接の使者として活動するようになりました。
これが第二の啓示時代と考えられ、今後200~300年間続くとされています
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以上の要約を読むと、実際に1時間かけてzoomミーティングに参加しなくてもいいかも、と思えるかもしれません。
昨今はリアルセミナーでもzoom参加が併用されているので、わざわざ会場まで足を運ぶ手間と時間を省くこともできます。
さて、最近のAIスキルを利用しつつも、それだけでは伝わらない重要性を、私たちは明確に認識する必要があるでしょう。
シュタイナーの著作の読解が困難なのは、著作を読み続ける努力によって読者の魂が可能な限り霊界に上昇するように、シュタイナーが意図して書かれているからです。
講演録の著作であっても、シュタイナーが聴衆に対して霊的上昇を求めていることが切々と伝わります。
AIによる要約には、その要約がどんなに的確であっても、読者の魂を霊的領域に上昇させる力はありません。
反対に私たちは、その要約で済ませてしまうことで、霊的領域への上昇を遮断してしまいます。
つまりこう言えるのです。
文字の発明さらには活字出版の発明はアーリマンの啓示によるものだとシュタイナーは言及していますが、AI技術の発展も、人間同士のコミュニケーションによる霊的領域への上昇が不可能になるような作用が、アーリマンによって強力に働いているということです。
AI技術は非常に便利です。
私たちはその利便性を駆使し、気楽に享受ながらも、自らの魂を霊的領域へ上昇させる努力を怠ってはいけません。
探求の家の活動は4月から刷新されます。
従来のon-lineセミナーもさらに強力に進めていきますが、AI技術が侵入しきれないような、リアルなワークを中心に推進していきます。
2026-01-26 12:33:00

キリストの理解と納得

シュタイナーは『エーテル界へのキリストの出現』(西川隆範訳)で次のように言及しています。

「あらゆる秘儀のなかで、ゴルゴタの秘儀が最も理解困難なものです。秘められた認識においてすでに前進している者にとっても、最も理解困難なものです。人間が関係を持ちうるあらゆる真理のなかで、ゴルゴタの秘儀は最も誤解されやすいものです。  これは、ゴルゴタの秘儀が地球の進化全体のなかで無比の出来事である、という事実に関連します。ゴルゴタの秘儀は地上の人類の進化のなかで、強力な衝動でした。その衝動は、同じ方法では以前に起こったことがなく、同じ方法で繰り返されることもないでしょう。」p114

昨年4月からシュタイナーのキリスト論セミナーをon-lineで続けてきました。

シュタイナーの著作はどれも難しいと多くの人たちに言われます。

シュタイナーは私たちの認識力がエーテル界に上昇できれば、誰もがキリスト存在を意識できると常々言及していました。

シュタイナーの言う認識力とは、悟性の進歩でもありましが、それ以上に心情・感情の神聖化によって得られる霊的な能力です。

悟性を鋭敏明晰に発展させつつ、心情・感情を神聖な領域に引き揚げることで、シュタイナーの著作は読みやすくなります。

そうしてシュタイナーの著作を読み続ける努力を怠らないことによって、私たちはゴルゴタの秘儀も明解に理解でき、なおかつ心情・感情でも納得できるのです。

キエスタ月曜塾シュタイナーのキリスト論セミナー1月『エーテル界へのキリストの出現』第4回1月26日「ゴルゴダの秘儀と20世紀のキリスト」表紙.jpg

 https://chiesta.org/reservation/event/detail/30410

2026-01-25 10:19:00

シュタイナー教育セミナー

【探求の家🏠シュタイナー教育セミナー】

 

1月のテーマは「トラウマの連鎖と解消」

11日はオンラインで、18日はきらら鎌倉にて対面での開催となりました。

 

セミナーでは、まずは自分自身が子どもの頃に心が傷ついた体験を振り返りました。子どもが守られている保護膜になんらかの傷があることから、トラウマが親から子へ連鎖することを講義を通して学びました。その解消のために「生命エネルギー」の流れを健全にしていく実践的なワーク、ナラティブワークを通して、トラウマを人生の糧とするイメージをそれぞれに持ち帰っていただきました。

 

参加者の方の感想より

・シュタイナーを学ぶことで、トラウマを抱えて生きてきた自分のことを知った。トラウマを克服するために、自分を取り巻くすべての現象を的確にキャッチできる方法を模索している。セミナーを通して得られた実践的なワークを生活に活かしていきたい。

・外界の事象を素直に認められない人が増えている。子どもが本来持っているさまざまな感覚を健全に育んでいくために私たち大人ができることを学ぶことができた。子どもたちにはそういう気持ちで接していきたい。

 

人は誰しもがトラウマを抱えて生きています。さまざまな人生のトラウマは、自分で選んだ試練(カルマ)でもあります。その試練はいつしか糧となり、私自身の成長につながりました。試練は神さまからのお恵み、それは若くして亡くなった弟が「自分の運命の法則を認識する力」を私に注いでくれたおかげです。トラウマを克服できずに天界へ旅立った私の両親の魂は、天界で弟に再会し、地上から私が祈りを捧げることによって救済することができることを学び、心が慰められました。

 

セミナーにご参加いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。心の傷を癒す光が必要な方にもたらされますように🙏✨

 

次回、きらら鎌倉でのシュタイナー教育セミナー「テレビ・インターネット依存の本質と対応」は2月8日日曜日の開催です。お申し込みはこちらから、お待ちしております🙇

https://chiesta.org/reservation/event/detail/28862 

 

 

IMG_2419.jpeg

2026-01-22 11:13:00

ハイヤーセルフ=高次の自己とは

ハイヤーセルフとは、通常の自分自身を超えた、高次の自己を指します。

そもそも「通常の自分自身」とは何でしょう。
この問いは、哲学的・心理学的課題であり、同時に生物学的問題でもあり、さらには社会学的問いでもあります。

巷ではよく「自分らしく生きましょう」とか「自分自身を大事にしましょう」とかと言われますが、その言葉は全く安易です。
助けを求めている人が支援者にその言葉を言われても、幻想のワラをつかまされるだけです。

哲学の世界では、「絶対精神」という神の存在を根拠とした「自己」を見失った時代以降、「自己」の概念を喪失しました。
今では、哲学世界は過去の遺物となり果て、全く無意味になっています。

現在の心理学は、見えざる「心」を生物学上の概念によって把握しようと試みた近代以降に、その存在価値を水の泡と化しました。
もはや現在の心理学は人間の「自己」を何も解明できません。

生物学が遺伝法則に捕らわれるようになった現代、生物学は人間の「自己」へ向かう羅針盤を失いました。
生物学は遺伝に支配された肉体のみを扱う俗悪な学問に堕したのです。

そして社会学は、経済学という悪魔の産物に汚染され、人々に対して、人間存在の神聖さを何も理解させない汚物になっています。

私たちは今、「自分自身とは神聖な存在である」という確信を獲得しなければ、健全には生きていけなくなる窮地に追い込まれているのです。

その窮地から脱するために、「自己進化のためのハイヤーセルフ・ワーク」を試みます。

2026.1.25探求の家【超心理学ワーク&ダイアログ】自己進化のためのハイヤーセルフ・ワーク表紙.jpg

ご参加ご予約はこちらからどうぞ

 https://chiesta.org/reservation/event/detail/28966

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