キエスタ ブログ

2025-12-11 21:46:00

恋心の永遠性と数学

人は恋に落ちた時に、その恋心を、本当に無限だと感じています。
もちろんほとんどの恋は有限に終結します。
けれども恋に落ちた時に感じた無限性は本当なのです。
人間が恋に落ちるのは、人間の霊魂を太陽系の果てまでも連れていこうとしている高次の神霊存在の関与が人間の魂に及ぶからです。その神霊存在は人間の霊魂を太陽系の外へと放り出し、永遠のループに引き込みたいのです。
その神霊存在は、地上に生きる人間の霊魂をピックアップするために、惹かれ合う人間同士の仲に無限性の滴を垂らします。
けれどもその神霊存在の目論見は、別の神霊存在の働きによって絶たれます。
そうして、永遠の恋心を一瞬だけ感受した人間同士の恋は、早晩打ち砕かれます。
太古、人間に無限性を垣間見せる神霊存在をルシファーと、また、ルシファーの与えた無限性を台無しにする神霊存在をアーリマンと呼んでいました。
私たちは恋心の無限性を、身体の胸部を中心とした循環器系で感受しています。
だから恋をすると胸が張ちきれそうになったり痛んだりします。 循環器系で感受した無限性は、一方では四肢と腹部を中心にした代謝系へ、またもう一方では頭部を中心にした神経感覚系へと、エーテル体を通して流れ込みます。 頭部に流れ込んだ無限性を思考によって意識化した成果が数学・算数・幾何学です。 人間は数学を全く学ばないと、宇宙の無限性を理解できない人間になります。
また、四肢代謝系へと流れ込んだ無限性を、運動や体操などの行動によって表現しないと、人間は怠惰な愚鈍者になります。
このように、数学・算数・幾何学を学ぶことは、人間が霊的な宇宙法則を心身で体得するために必須要件なのです。
61zuDmGBPKL._SL1000_.jpg
2025-11-29 11:17:00

輪廻転生とキリスト復活の理想

輪廻転生の法則は極めて複雑であり、また個的なものであるため、その法則性を一概に定義することはできません。
個人的なケースごとに考察し、輪廻転生に関する柔軟で多視的な概念を構築していく必要があります。
ある人が2回の女性人生を送り、3回目の転生で男性の身体に受肉した場合、その男性の潜在意識は幼少期から、男性身体に何らかの未知感や忌避感を持つことがあるでしょう。
この場合、幼少期の教育環境において、前世の体験を思い出させるような刺激を極力避けて、潜在意識の記憶を今世での能力に変換するような配慮が大事になります。
前世と前々世で女性であったなら、今世で男性身体と生まれたとしても、また女性として生きたほうが幸せではないか、という考え方は、その人が今世に生まれてきた目的を阻害することになります。
輪廻転生の法則が複雑で個人的だとしても、人間が地上に誕生することの意味は、人間として進化するためであるという宇宙法則が、輪廻転生法則よりも優先されるべきなのです。
前世と前々世で女性身体の人生を送り、今世では男性身体として生まれた人は、女性身体で生きた時代のさまざまな体験を今世で生かし、男性身体の中で女性的能力を発揮していけるような人生を送っていくと、壮年期から老年期にかけて自己実現の達成感至福感を得られるでしょう。
身体を別の性に改造したいという衝動は、もしもその衝動を現代の人生で実行すると、来世において利己性を克服し難い身体に受肉してしまうリスクが多分にあります。
性を身体的に改造したいという衝動は、遥かな未来に人類が性差を超克する時代になるまで、魂の潜在力として保管しておくのが、人類進化の目的に適っています。
6千年から7千年後には人類の身体は霊的実質に進化して男女の差はなくなる、とシュタイナーは予見していました。
復活したキリストの身体は男女の差を超越した「霊人」なのです。
私たちは復活したキリストを人間の究極の理想形として見倣うべきなのです。
キリストを理想とすることによって、私たちは輪廻転生の法則を宇宙法則に適ったものとして、自らの確固とした信念にすることができます。
2025-10-30 11:03:00

不登校児童数の急増

16〜17世紀以降、人類は個々人の自由が発揮される社会を実現するために進歩してきました。
人類の進化を実現するために活動するのは、地上に生きている多くの人間たちを守護する神霊存在たちのみではなく、死者たちの霊魂もその活動に深く関与しています。
死者たちは霊界から地上に関与し、過去世では実現し得なかった理想を地上で成就するために、社会が相応に進歩した段階で、再受肉を試みます。
21世紀以降に誕生している子どもたちの多くは特に、個々人の自由を実現するために霊界から地上に長年関与していた魂たちです。
彼らはこの社会に誕生してまず、強制的な権力構造を生来的に拒否します。
過去の時代の社会習慣に基づく権威主義に従順することを徹底して嫌います。
権力構造や権威主義がはびこる家庭や学校の習慣に適応することを、新しい魂たちは否定するのです。
現在の学校システムの中に、子どもたちを強制的に社会制度に適応させようとする力が少しでも残存している限り、世界を進歩させようとする使命を抱いて誕生してきた子どもたちの多くは、不登校という行動を選択せざるを得ないのです。
2025-10-14 12:31:00

男女の性的アイデンティティ

人間は身体の生命を担うエーテル体という構成体がありますが、男性のエーテル体は女性的であり、女性のエーテル体は男性的です。

人間の構成体にはエーテル体のほかに、物質体、アストラル体、自我があります。

自我はアストラル体の進化した部分に関与し、魂として内的機能を担います。

この魂の機能により、人間の意識は自己意識を持ちます。

この自己意識もしくは自己感情が、自分の肉体の中で生じるか、エーテル体の中で生じるかによって、性的アイデンティティが育成されます。

多くの人たちは、自分の肉体において性的アイデンティティを持ちますが、複雑な要因により、自分のエーテル体において自己意識もしくは自己感情を持つ人たちもいます。

このようにして、人間は自分の肉体の性とは異なる性的アイデンティティを持つことがあるのです。

では性的アイデンティティに関して、私たちはどのような道徳観で向かえばよいでしょうか。

IMG_0218.jpeg

 先に述べたように、性的アイデンティティが自分の肉体と異なるようになるのは、さまざまな要因があります。

個々人によって要因が複雑に異なるので、性同一性に関しての道徳観は一概には決して判断できません。

そのうえで、シュタイナーの人間論・進化論の観点から確かに言えることは、人類の壮大な進化過程の中では、性差が生じるのは或る一定の進化期間だけなのだということです。

遥かな過去には、人間に性差はありませんでした。そして遥かな未来には再び、人間の性差はなくなるのです。

また輪廻転生の観点からすると、前世で男性肉体をもった人は今生では女性肉体を持って生まれ、今生で女性肉体を持って生まれた人は来世では男性肉体を持って生まれるのが原則です。

つまり輪廻転生の中で人間は男性肉体と女性肉体を交互に繰り返すということです。

そのような壮大な人間観で、今生における現時点での性的アイデンティティに向き合うことが大事です。

 

2025-10-12 20:00:00

思春期おける異性への神聖な憧憬

児童期から思春期へと成長する少年においては、性的欲望のないプラトニックな恋愛衝動に駆られる時期があります。けれども身体的に性器等が発達するにしたがって、性欲が身体内から湧き起こってきます。思春期当初に湧き起こるプラトニックな恋愛衝動は、古代ギリシャの哲学者プラトンが言及したエロスという愛情です。
エロスとは、現在語られている卑猥な官能性という意味では全くなく、人間が神的なもの=イデア(神的理想)を希求する愛情という意味です。ここからプラトニックラブという言葉が生まれました。
人間は健全な成長を遂げると、思春期の最初の時期に、異性に対して神聖な憧憬を覚えるのです。それが、プラトンの言及したイデアへの愛です。しかし身体の性的成熟にともなって、ルシファーの関与が強まり、異性への憧憬という純粋な感情に、官能的な衝動が注入されます。それによって、イデアへのエロス愛が、肉体感覚中心の官能的性欲へと変換されてしまうのです。
では人間はどのようにして、異性への神聖な憧憬を性愛の中に織り込んだらよいのでしょうか。5十二感覚と性的成熟.jpg
思春期にルシファーが関与すると、人間は性的欲動と同時に自由衝動を注入されます。自由でありたいという衝動を人間が抱くのは、人間自身の魂によるのではなく、ルシファーという神霊存在が人間の介入するからのです。だからこそ、自由をあまりにも強く求めて実現しようする人間は、真の自由ではなく、利己性に翻弄されるようになり、いずれ自己破綻してしまうのです。
真の自由とは、利己的なものではなく、他者と自己との両方を平等に尊重できる心境に到達したときに、初めて実現できるものです。
人間がルシファーに支配されて過剰な自由衝動、つまり利己性に突き動かされると、次にアーリマンと呼ばれる神霊存在が人間に関与するようになります。アーリマンはつまり、ルシファーによって増大された利己性に付け込んで、人間に安楽さを与えて人間を支配しようとする存在です。機械文明や物質主義、さらには電気システムや現在のインターネット・システムを人間に発明させたのはすべてアーリマンの仕業です。
そうやって私たちはルシファーとアーリマンの力に翻弄されます。この両方の神霊存在の影響を受けないようにするのは、人類にはまったく不可能なのです。人間はルシファーとアーリマンの間でバランスを取ることが必要です。
このバランスを与えてくれるのがキリスト衝動です。人類はキリスト衝動を受容することによってしか、ルシファーとアーリマンの悪影響から脱することができません。
以上が、思春期において最も重要なことです。
1 2 3 4 5 6 7 8