キエスタ ブログ

2025-11-29 11:17:00

輪廻転生とキリスト復活の理想

輪廻転生の法則は極めて複雑であり、また個的なものであるため、その法則性を一概に定義することはできません。
個人的なケースごとに考察し、輪廻転生に関する柔軟で多視的な概念を構築していく必要があります。
ある人が2回の女性人生を送り、3回目の転生で男性の身体に受肉した場合、その男性の潜在意識は幼少期から、男性身体に何らかの未知感や忌避感を持つことがあるでしょう。
この場合、幼少期の教育環境において、前世の体験を思い出させるような刺激を極力避けて、潜在意識の記憶を今世での能力に変換するような配慮が大事になります。
前世と前々世で女性であったなら、今世で男性身体と生まれたとしても、また女性として生きたほうが幸せではないか、という考え方は、その人が今世に生まれてきた目的を阻害することになります。
輪廻転生の法則が複雑で個人的だとしても、人間が地上に誕生することの意味は、人間として進化するためであるという宇宙法則が、輪廻転生法則よりも優先されるべきなのです。
前世と前々世で女性身体の人生を送り、今世では男性身体として生まれた人は、女性身体で生きた時代のさまざまな体験を今世で生かし、男性身体の中で女性的能力を発揮していけるような人生を送っていくと、壮年期から老年期にかけて自己実現の達成感至福感を得られるでしょう。
身体を別の性に改造したいという衝動は、もしもその衝動を現代の人生で実行すると、来世において利己性を克服し難い身体に受肉してしまうリスクが多分にあります。
性を身体的に改造したいという衝動は、遥かな未来に人類が性差を超克する時代になるまで、魂の潜在力として保管しておくのが、人類進化の目的に適っています。
6千年から7千年後には人類の身体は霊的実質に進化して男女の差はなくなる、とシュタイナーは予見していました。
復活したキリストの身体は男女の差を超越した「霊人」なのです。
私たちは復活したキリストを人間の究極の理想形として見倣うべきなのです。
キリストを理想とすることによって、私たちは輪廻転生の法則を宇宙法則に適ったものとして、自らの確固とした信念にすることができます。