キエスタ ブログ
男女の性的アイデンティティ
人間は身体の生命を担うエーテル体という構成体がありますが、男性のエーテル体は女性的であり、女性のエーテル体は男性的です。
人間の構成体にはエーテル体のほかに、物質体、アストラル体、自我があります。
自我はアストラル体の進化した部分に関与し、魂として内的機能を担います。
この魂の機能により、人間の意識は自己意識を持ちます。
この自己意識もしくは自己感情が、自分の肉体の中で生じるか、エーテル体の中で生じるかによって、性的アイデンティティが育成されます。
多くの人たちは、自分の肉体において性的アイデンティティを持ちますが、複雑な要因により、自分のエーテル体において自己意識もしくは自己感情を持つ人たちもいます。
このようにして、人間は自分の肉体の性とは異なる性的アイデンティティを持つことがあるのです。
では性的アイデンティティに関して、私たちはどのような道徳観で向かえばよいでしょうか。
先に述べたように、性的アイデンティティが自分の肉体と異なるようになるのは、さまざまな要因があります。
個々人によって要因が複雑に異なるので、性同一性に関しての道徳観は一概には決して判断できません。
そのうえで、シュタイナーの人間論・進化論の観点から確かに言えることは、人類の壮大な進化過程の中では、性差が生じるのは或る一定の進化期間だけなのだということです。
遥かな過去には、人間に性差はありませんでした。そして遥かな未来には再び、人間の性差はなくなるのです。
また輪廻転生の観点からすると、前世で男性肉体をもった人は今生では女性肉体を持って生まれ、今生で女性肉体を持って生まれた人は来世では男性肉体を持って生まれるのが原則です。
つまり輪廻転生の中で人間は男性肉体と女性肉体を交互に繰り返すということです。
そのような壮大な人間観で、今生における現時点での性的アイデンティティに向き合うことが大事です。
