キエスタ ブログ

2025-08-16 12:25:00

真理と力

地上で生きるための目的を明確に持ち続けるためには、人間には2種類の資質が必要です。
ひとつは真理を希求する資質。
もう一つは力を欲する資質です。
通常これら2種類の資質は入り混じっています。
人は力を欲するゆえに真理を求めたり、真理を求めるゆえに力を欲したりします。
ふたつの資質は互いに抑制し合ったり、相乗し合ったりして社会的人格のバランスを保っていますが、いっぽうが過剰になると非社会的な性向が魂を毒し始めます。
真理の希求のみが過剰になると、その人の魂は現実から遊離していき、独善的傾向が強い傲慢者になります。
いっぽう、力の欲求が過剰になると、権力志向が強くなっていき、傲慢な支配者になります。
真理を求めて探求し続けるには、未踏の領域に進んでいくために、魂の力を勇気に昇華していく必要があります。
また、力を欲して魂を強靭にしていくためには、真理を受容する柔軟な性向を意識的に養い、権力欲や支配欲を賢明に排していく必要があります。
私たちは自らに、また他者に対しても、次のように問いながら真摯に向き合う必要があります。
真理を希求する資質が、力を得るためだけの姑息な手段に堕していないか。
力を欲する資質が、真理を曲解する卑劣な盲目者にさせていないか。
1人、寺院の画像のようです