キエスタ ブログ

2025-07-15 20:54:00

イエスの育ち

ルドルフ・シュタイナー著『ルカ福音書講義 仏陀とキリスト教』(西川隆範訳/イザラ書房)に、次のような文があります。
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「ある子どもを、たんに思考力に秀でているだけでなく、創作力豊かな芸術家になるような特別の才能のある人間に育て上げようとするなら、まず第一に、六歳か七歳のときから、ほかの子どもたちが学校で学ぶような学科から、できるだけ隔離するのです。そして、十歳か十一歳まで、できるだけ学校教育から遠ざけて、子どもらしい遊びに熱中させておくのです。九歳からでも教育をはじめるのはよくありません。八歳からですと、もっと悪い結果になります。六歳、七歳からではなく、八歳、九歳から教育をはじめると、人間の諸力はまったく異なった発育の仕方をし、魂は普通の人々とはまったくちがったものをもたらすことになります。
 学校教育に抑圧されてしまう子どもの心的な力を、十歳ないし十一歳まで学校教育から遠ざけておくことによって保持しつづけると、子どもは事物に対して、普通人とはまったく異なって、火のごとき魂の力をもって接するようになります。そして、この子どもの能力は特別生産的なものになるのです。
 ですから、子どもはできるだけ長いあいだ、子どもらしい環境のなかに置く必要があります。このような子どもの場合、性的に成熟する際に脱ぎ捨てられるアストラル的な母胎が、一般の子どもに見られるのとはまったく異なった若々しい新鮮な力を有していることを、霊視者たちは指摘してきました。
(中略)
ある分野で生産的な業績を上げた人は誰でも、長いあいだ無能であった時期を過ごし、後なって開悟したのです。神々がそのような人物の幼年期を通常の学習から隔離し、後になって、それらの知識を学べるようにしたのです。』p86~87
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以上のくだりは、子ども時代のイエスがどのように育ったかを説明している箇所です。
30歳でキリスト神霊を宿すという天命を担う人間イエスは、人類の究極的理想を地上に顕現するために誕生し、生き抜きました。
現在、多くの子どもたちがイエスのような幼少期を送る機会に恵まれています。
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