キエスタ ブログ

2025-02-01 18:52:00

老年期に出逢うカルマ

IMG_8184.jpeg人生の半ば、30歳前後で出逢う人とは、前世では親兄弟だったとシュタイナーは言います。

今世で家族だった人たちとは、前世において人生半ばで出逢った恋人や仲間だったわけです。 

では老年期に出逢う人とは前世でどのような関係だったのでしょうか。

シュタイナーは『霊界から社会へ到る道』(高橋巌 訳/春秋社刊)で次のように述べています。

 

「その時期に出会う人たちは、たぶん前世において大切な何かを共有した人だったでしょう。または、まだ決着のついていない何かを共有していた人たちでしょう。その人たちは、前世において、私たちと何かを共有していました。人生の何らかの決定的な出来事、例えば、ひどい幻滅という試練に遭遇するような、人生おいてしばしば経験させられる出来事を共有していたのです。」p50 

 

そのような前世の体験が、老年期で出逢った僕と洋子さんにはあったのだと直観されたことがありました。

12世紀頃のドイツの小国で十字軍遠征に参加した僕と洋子さんは、エルサレムに至ることなく途中で命からがら故郷に帰還しました。

そのときにふたりは「ひどい幻滅という試練に遭遇」したのでした。

それは、キリスト神をあれほど強烈に信じたのに聖地に到ることができなかった、という幻滅だったことでしょう。

聖地を希求するという理想を共有しながら決着できなかった前世が、ふたりにはあったのです。

 

このような決着を求めてふたりは今世に生まれ、老年期になってようやく出逢うことができました。

そうして今世においてふたりは、シュタイナーを学ぶことを通して、何かを決着するわけなのです。