キエスタ ブログ
2024-11-20 15:35:00
仏陀とルカ福音書
【仏陀とルカ福音書】
キリストの秘密の精髄は、仏陀がイエスの誕生に関与しているという霊統の合流です。
ルドルフ・シュタイナー著ワーク/西川隆範 訳
『仏陀からキリストへ』p16
「 仏陀の位階とは何を意味してゐるのでせうか。ゴータマ・シッダルタが菩薩から仏陀になつたことには、どのやうな意味があるのでせうか。仏陀はもはや地上の肉体の中に受肉
する必要がなくなります。そして、仏陀は霊界から地上に作用を及ぼします。仏陀は再び地上に下ることはありませんが、輪廻転生を通して到達したものによって、引き続き、地上の文化に働きかけることができるのです。
仏陀が純粋な霊的存在になつて初めて行なつた偉大な行為は、ルカ福音書に登場するイエスのアストラル体の中に力を送り込んだことです。この力はクリスマスの聖句「天の高みに於いて霊は示現し、地上に於いて善意の人々に平和があるやうに」といふ言葉で表現されます。
この聖句が魂に触れると、天使の子の光輪の中に漂ふ天使存在、つまり、イエスのオーラの中に働く仏陀の応身の力が感じられます。仏陀の霊力がイエスに合体し、ゴルゴタの秘蹟に至る様々の行為が成就されてゆきます。
仏陀の力は西洋の哲学者の世界観の中に流れ込んで、働いてゐます。霊界から仏陀が西洋の哲学的精神生活を推進させてゐるのです。西洋の精神生活は霊界を理解するところまで達し、その後、やがて、迷路に入り込んでしまひます。」
今この現在にも仏陀とキリストが人類の進化に関与していると信じることができると、その確信の中に仏陀とキリストの霊力が確かに注がれるのです。
⭐︎写真は、寺田しのぶ作「阿弥陀来迎図」